Four Seasons

新緑のヨコスズ尾根・・・

5月2日（土）、長沢背稜を辿るロングコースを歩いてきました。ルートは「奥多摩駅～東日原～一杯水避難小屋～三ﾂドッケ（天目山）～仙元峠～蕎麦粒山～日向沢ノ峰～狼住所～鳩ノ巣駅」です。

当日は自宅を6時に出発。ＪＲ奥多摩駅8時35分発の「東日原」行きのバスは臨時便が2台出て大盛況。例によって「川乗橋」で約半数のハイカーさんを降ろし、9時00分に終点の東日原に到着しました。

■　ほとんどの方は「鷹ノ巣・雲取」方面へ、大型連休初日とあって大きなザックの方も目に付きました。


■　9時07分、舗装路を少し登って、この標識より山道に入ります。


■　最初の30分は薄暗い植林帯の急登ですが、「中日原」からの道を合わせる辺りから、徐々に明るい自然林が広がってきます。


■　暫らくは尾根の東側を巻きながら穏やかに登り、「滝入ノ峰」を過ぎた辺りで尾根に乗ります。


■　10時48分に「一杯水避難小屋」。ここでおにぎり1個を食しましたが、虫が多くてちょっと煩わしい。新緑はまだ標高1,100メートル位までですね。


■　少し休んで11時00分に「三ツドッケ」へ向けて出発。小屋の裏手の急坂に取り付きますが、最初のピーク手前でルートを見失い、止む無く少し戻って何とかリカバリー、一度大きく下ってから本峰へ。もう直ぐ頂上です。


■　11時21分に山頂（1,576メートル）到着。この日の最高点のピークからは、ほぼ360度の大展望が広がっていました。手前の尾根が長沢背稜で、その先の左が蕎麦粒山、右が川苔山ですね。


■　手前が一つめのドッケ（突起）で右にヨコスズ尾根。その向こうが石尾根で遠く大岳山（左）と御前山（右）


■　雲取山（左）と芋ノ木ドッケ（右）


■　しばし展望を楽しんだ後は11時31分に下山開始。ピストンではつまらないので更に先へ。少し進んだ所で山頂を振り返って・・・因みに真ん中の緑の服の方、あの有名な「伐採オジサン」ご本人です。


■　藪っぽい道を下って11時37分に「長沢背稜」の縦走路。


■　水源林道で再び小屋に戻って小休止。11時55分に出発して直ぐに「一杯水」。この日はしっかりと出ていました。


■　何人かのトレイルランナーとすれ違いながら穏やかな縦走路を進み、12時19分に「棒杭尾根」分岐。


■　縦走路を外れ、少し登って「仙元峠（1,444メートル）」（12時40分）。この辺りから殆ど人と会わなくなりました。


■　ガスっていたらちょっと嫌な感じの蕎麦粒山頂への道。


■　12時58分に「蕎麦粒山（1,472メートル）」。単独の方1名が休んでおりました。ここからは広い防火帯の道となります。


■　大きく下って、右に「百尋ノ滝」への下降ポイントを確認、今度は登って「桂谷ノ峰」。アップダウンが多くてちょっと大変です。


■　「有馬山」への分岐と「棒ノ折山」への分岐を過ぎて13時44分に「日向沢ノ峰（1,356メートル）」。この辺りで３組ほどの小パーティーと前後しましたが、雰囲気的には多分「有馬峠」からのピストン組だと思います。


■　崖（岩場）の上に出て道が無くなったら右へ迂回・・・写真は下から見上げたところ。


■　14時03分に「踊平」。左は「大丹波」右は「川乗林道」です。おにぎり1個を食して直進。


■　「曲ｹ谷北峰」は巻いて、14時39分に「狼住所（おおかみすんど）」


その後は「舟井戸」で「川苔山」からのルートに合流し、「大根ノ山ノ神」を経てＪＲ鳩ノ巣駅には16時40分に到着。17時20分発の臨時快速にて帰路につきました。標高差1,264メートル・歩行距離19.6キロ・歩行時間7時間35分（休憩含む）、歩き応えのある楽しいコースでした。