Four Seasons

房総半島の真ん中で、ソロキャンプを楽しんできました。

お世話になったのは、千葉県にある「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」です。

広い敷地のほとんどがフリーサイト、樹齢100年を越えるナラやクヌギの森の中です。

高規格キャンプ場とは程遠い、手作り感覚溢れる素朴な施設。
でもトイレや水周りなどは清潔に保たれ、オーナーさんもとても親しみやすい感じのいい方でした。



去年より、キャンプに行く度に重装備化が進む我が家。

たまにはソロで、出来るだけ装備も簡単にして、何処か静かな場所でのんびりしたいな～という思いが募り、そんな時に偶然出会ったＨＰの写真に釘付けになって、「ここ行こう！」と決めました。

当日は、自宅周辺の風が非常に強かったので、とりあえず予約無しで現地に向かい、何とか大丈夫そうなのを確認して、到着直前に予約の電話を入れました。

当日のフリーサイトは自分以外は3組だけ。
モンベルの父子キャン・オガワのカップル・山岳ソロテントをふたつ並べた友人同士（？）、いずれもデュオの方々でした。

自分を含めたこの4組が、ため息が出るほどに贅沢な長～い間隔を保ちつつ、広いサイトに散っています。

落ち葉が積み重なった地面はフカフカで、まるで羽毛布団の上を歩いているようです。

設営完了の様子がこちら。



後ろから見るとこんな感じ。



アメニティドームの前室にはフジカ、



今回は、リビシェルもタープもＤＯもありません。

設営が終わると他にすることも無く・・・相変わらず昼からビール＾＾。



ただひたすら、ぼ～っとします。

いっそ、焚き火も封印しようかと思いましたが・・・

散歩のついでに・・・

拾い集めてしまいました・・・（笑）



どれも、地面に接していた部分は湿っぽかったので、ミニチャコをセットし火を付けてみると・・



やや時間は掛かりましたが、意外と簡単に燃えてくれました。

その後もイスに座ってぼ～っとします。

ゆったりと時間が流れます。

あまりにすることが無いので、セルフタイマーで遊んでみたり・・・



↑　カメラの前で気取ったポーズを取る大バカ者

そうこうしている内に日が落ちて、段々辺りは薄暗くなり・・・



夕食は、フィールドクッカーのフライパンを使って焼肉



野菜は切るのが面倒で、とにかく肉だけ・・・（笑）
途中ですっかり飽きてしまい、さっさと片付けました。

そのうち段々冷えてきて・・・途中からはアメニティの前室に移り、
インナーテントの出入りり口を全開にして、改めてまったり～。

フジカで餅を焼きながら、冷酒をちびちび・・・。

アメにフジカはオーバースペックかな～などと思っていましたが、フライシートと地面との隙間から
適度に風が入ってきて、ほんわか暖かくとてもいい感じです。



外に出ると真っ暗。
遠くに、他のキャンパーさんのテントの灯りがぼんやりと見えます。

見上げれば、風に揺れる木々の枝の向こうに、たくさんの星が輝いています。
時々、成田空港へ向かうジェット機が、ゆっくりと高度を下げながら飛んでいきます。

あ～ソロって最高～！

オフシーズンのキャンプ場ってワンダフル～！

などと心の中で叫びながら、1日が終わっていくのでした。

続く・・・